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「防災」、「減災」に有効な信頼あるフリーフレーム工法

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レインフォースフレーム工法 のり枠増設タイプ

レインフォースフレーム工法 のり枠増設タイプは、枠を追加(増設)し、ロックボルトを併用することで抑止力を高めます。

特長

  • 既設のり枠を活かして補強対策が可能
  •   既設のり枠へロックボルトの荷重を伝達します。

  • ユニット化した鉄筋で施工性UP
  •   EM-B鉄筋、EM-S鉄筋を使用することで既設のり枠とのラップする箇所の施工性が向上します。

  • 従来の吹付のり枠と同様の施工方法
  •   のり面での作業性が良いです。

仕様

EMM220とEMP220の仕様
断面形状 B220×H210
金網仕様 線径:Φ2.6
規格:ZAST300
材質:亜鉛アルミ合金メッキ
フープタイ®仕様 線径:Φ4.0
規格:ZAST300(H)
材質:亜鉛アルミ合金メッキ
有効高さ(参考) 150mm(D13)
断面形状 B220×H200
金網仕様 線径:Φ2.6
規格:ZAST300
材質:亜鉛アルミ合金メッキ
フープタイ®仕様 線径:Φ4.0
規格:ZAST300(H)
材質:亜鉛アルミ合金メッキ
有効高さ(参考) 150mm(D13)

EMLとEMAの仕様

EM-B鉄筋、EM-S鉄筋の仕様
縦方向ピッチ
(mm)
L寸法(mm)
EM-B鉄筋 EM-S鉄筋
1,200 1,040 880
1,500 1,340 1,180
2,000 1,840 1,680

施工手順


のり枠増厚タイプの施工手順


吹付材配合例

モルタルのダレ防止を目的として、下記配合及び繊維材を混入することを標準とします。

  • レインフォースフレーム工法で使用する吹付材の配合例
    水セメント比(%) m3当り
    水(kg) セメント(kg) 細骨材(kg) GC1(kg)
    60 240 400 1542 3.9

    モルタルのダレ防止を目的とし、GC1(ガードクラック用繊維材)を0.3体積%混入することを標準とします。

  • GC1標準物性
    ガードクラックGC1
    繊度 Dtex 400
    繊維径 μm 198
    繊維長 mm 18
    引張強度 MPa 1404
    ヤング率 GPa 33
    破断伸度 7.3
    比重 1.3
    吹付材GC1の標準物性

    特徴

    ①セメントとの高い接着性
    素材であるビニロン繊維は、親水性に富みセメントとの親和性が高いため、化学的接着性が大きい。
    ②安定した圧送性
    0.3体積%混入において圧送性を悪くすることはありません。

    注意事項

    取扱上の注意 こぶし大の塊となっている場合には、必ずほぐしてから投入してください。 ただし、集束している場合にはほぐさずに使用してください。モルタル中に均一に分散されたことを確認してから吹き付けてください。
    安全整備について 通常の吹付け作業時の保護具である、ヘルメット、防じんマスク、手袋、 風防眼鏡および安全靴などは必ずご使用ください。
    保管(輸送)上の注意 雨水がかからないように保管ください。高温多湿、極寒の場所は避けて保管ください。また、可燃物のため火には近づけないでください。
    応急措置 目に入った場合は、一般異物が入った場合と同様に洗眼除去してください。 皮膚に付着した場合は、水洗除去してください。飲み込んだ場合には、直ちに吐き出してください。
    火災時の措置 一般の火災と同様、水、粉末消火器などで消火してください。火災時には、CO、CO2ガスが発生するので注意してください。
    漏出時の措置 大量の場合、掃き集めて容器に回収し廃棄してください。
    廃棄上の注意 「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に従い、都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に委託処理してください。焼却する場合は、焼却設備を用いて大気汚染防止法等の諸法令に適合した処理を施してください。
    圧送性について 混入率0.3体積%程度では、施工に支障をきたすほどのスランプロスを起こすことはありませんが、事前に必ず試験練りで圧送性をご確認ください。
    計量管理について 所定の量を秤等により正確に計量してください。